4月 読書まとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1682
ナイス数:29

AI vs. 教科書が読めない子どもたちAI vs. 教科書が読めない子どもたち感想
AIの能力には限界があり、シンギュラリティは来ないことがわかった。AIは意味を理解することができない。つまり読解力がない。その点においては人間が勝っている。しかし、その読解力を備えていなければ人間はAIに負けてしまい、仕事を奪われてしまう。言い換えれば、読解力を有していることが人間たる所以とも受け取れる。日本はその読解力の低下が著しく、教科書が読めない子どもが多いらしい。少子高齢化がさらに進むことを考えると、日本の将来に危機感をもたずにはいられない。「人間」を育てることが国家レベルの急務である。
読了日:04月24日 著者:新井 紀子


絶対残業しない 超速仕事術 日経トレンディ5月号臨時増刊 2018年 春から始めるスゴイ新生活絶対残業しない 超速仕事術 日経トレンディ5月号臨時増刊 2018年 春から始めるスゴイ新生活感想
文具や仕事術の類の雑誌が好きなので購入。仕事術については特に目を引くような真新しいことは載っていなかったけれど、復習する意味で有意義だった。文具特集はただ好きなので眺めているだけで楽しい。実用度はそれほどでもないけれど、十分満足。ところで、画像が取得できないのはなぜだろう。表紙はその本のアイデンティティであり、著者や発行元の主張を表現するものだ。読書整理や振り返りをしているときに画像がないのは少し悲しい。
読了日:04月21日 著者: 


逃げる力 (PHP新書)逃げる力 (PHP新書)感想
逃げることは決して消極的な行動ではなく、闘うことと同じくらい積極的な行動だと著者は説く。時には逃げることも必要だ、逃げてもいいんだと教えられて、幾分か心が軽くなった。ただ、逃げるかどうかの判断には、”自分にとって大切なものは何か?”を明確にしておくことが重要であり、それは自分にとってかなり考えさせられるテーマだ。
読了日:04月21日 著者:百田 尚樹


オリジン 下オリジン 下感想
われわれはどこから来たのか、われわれはどこへ行くのか。人類最大の謎をテーマに歴史・宗教・科学・芸術・人工知能の知識を織り交ぜながら、よくこれだけのエンターテイメントに仕上げられるなと毎度のことながら感心する。おそらく映画化されるだろうけど、すでに映画を観たような気分になった。ページを捲る手を止めさせない疾走感はさすが。
読了日:04月19日 著者:ダン・ブラウン


オリジン 上オリジン 上感想
ダン・ブラウンロバート・ラングドンシリーズ5作目。 さあ、今回も宗教、科学、歴史、象徴などなど様々なジャンルの薀蓄に触れながら、ラングドン教授が偶然事件に巻き込まれながらも美女と危機を乗り越え謎を解く、この大いなるマンネリを楽しもう。今回の舞台はスペイン。このシリーズを読むたびに世界旅行に行きたくなるのは私だけではないはず。 事件が起こるまで少し間が長い気もするが、コトが起こった後の加速感はいつもどおり。安定の知的エンターテイメント。
読了日:04月14日 著者:ダン・ブラウン


空母いぶき 9 (ビッグコミックス)空母いぶき 9 (ビッグコミックス)感想
沈黙の艦隊」が海江田の神憑り的な操艦で、一隻の潜水艦が次々と強敵を倒していく非現実的なストーリーだったのに対し、「空母いぶき」はかなりリアリティがある。戦闘においては中国、日本双方がダメージを負いながらも、優勢を確保するためのギリギリの駆け引きが交される。無意識のうちに自衛隊の奮闘に手に汗握りながら応援してしまう。しかし、マンガの中でも自衛隊が考案した先制攻撃のオプションを政治的判断で封じられるのは、なんとも無念でやるせない気持ちにさせられた。いよいよ空母決戦。がんばれ、いぶき!
読了日:04月06日 著者:かわぐち かいじ


鬼平犯科帳 (9) (文春文庫)鬼平犯科帳 (9) (文春文庫)感想
「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥龜」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の七編。 今日も読後に脳内でジプシー・キングスのインスピレーションが流れる・・・。
読了日:04月04日 著者:池波 正太郎

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